生殖医療における持続可能性とラボ運営改善の新しい論点
監修・コメント 浅田レディースクリニック院長 浅田義正先生
1.はじめに
体外受精・顕微授精を中心とする生殖補助医療、いわゆるARTは、高度なラボ環境、厳密な品質管理、多数の単回使用資材、液体窒素、空調・換気設備、培養機器などに支えられている医療である。
近年、欧米・インドなどでは、ART医療の安全性と治療成績を維持しながら、電力使用量、医療廃棄物、単回使用プラスチック、液体窒素使用、紙資料、患者移動などの環境負荷を見直す動きが始まっている。この流れは、一般に「Green IVF」「Green ART」「Sustainable IVF laboratory」などと呼ばれている。
本レポートでは、公開情報で確認できる範囲に限定し、環境配慮型IVFラボの考え方、海外での具体的事例、日本における現状、今後の導入可能性について整理する。
2.Green IVF/Green ARTとは何か
Green IVF/Green ARTとは、ART医療において、治療成績・胚安全性・感染対策・品質管理を損なわない範囲で、ラボ運営と患者導線の環境負荷を低減しようとする取り組みである。
主な対象は以下である。
- IVFラボの電力使用量
- 空調・換気・清浄環境維持に伴うエネルギー消費
- 採卵・胚移植・培養工程で発生する医療廃棄物
- 単回使用プラスチック製品
- 液体窒素を用いた凍結保存
- 紙資料、同意書、説明資料
- 患者・スタッフの移動
- 消耗品の過剰在庫・期限切れ廃棄
- 医療機器・培養液・消耗品のサプライチェーン
重要なのは、Green IVFは単なる節電や廃棄物削減運動ではないという点である。ARTラボでは、胚・卵子・精子を扱うため、無菌性、温度、湿度、pH、ガス濃度、VOC、粒子管理、資材の胚毒性などが重要である。したがって、環境配慮を理由にラボ品質を下げることは許容されない。
Green IVFは、あくまで「安全性と治療成績を前提としたうえで、工程・資材・エネルギー・廃棄物を最適化する取り組み」と位置づけるべきである。

3.海外における主な動向
3-1.専門家による提言
2024年、Reproductive BioMedicine Onlineに「Sustainability in the IVF laboratory: recommendations of an expert panel」という論文が発表されている。この論文では、IVFラボにおけるサステナビリティを、職場文化、グリーンデザイン、ライフサイクルアセスメント、凍結保存、廃棄物管理、認証制度などの観点から整理している。
この提言は、Green IVFが単なる理念ではなく、ラボ設計、品質管理、廃棄物管理、凍結保存管理、認証制度に関わる実務課題であることを示している。
3-2. Thérapie Fertility
所在地:アイルランド
Thérapie Fertilityは、公開情報上、Green IVFの具体的な医療機関事例として確認できる施設である。同院は、自院のIVFラボがMy Green Lab認証を取得していることを公表している。
My Green Lab認証は、研究・医療系ラボにおけるエネルギー、水、廃棄物、購買、運営文化などを評価する第三者認証である。Thérapie Fertilityの事例は、IVFラボにおける環境配慮を、単なる広報ではなく、外部評価・認証と結びつけている点で重要である。
日本でGreen IVFを検討する場合、この施設はベンチマークの一つになり得る。
3-3. UMC Utrecht
所在地:オランダ
UMC Utrechtでは、採卵および胚移植における廃棄物削減に関する取り組みが報告されている。2023年10月から2024年10月までの12か月間に、採卵と胚移植を対象として、廃棄物削減のためのサステナビリティ介入が実施された。
報告では、介入後に採卵における廃棄物が大きく削減され、胚移植においても一定の削減が得られたとされている。また、感染発生についても評価されている。
この事例の意義は、Green IVFを理念ではなく、「採卵1件あたり」「胚移植1件あたり」という手技単位で測定している点にある。日本で導入する場合も、まずは採卵・胚移植に伴う廃棄物量を測定することが現実的な第一歩になる。
3-4. Embryolab Next Gen IVF
所在地:ギリシャ
Embryolab Next Gen IVFは、自院サイト上で、IVFラボのサステナビリティについて情報発信している。対象として、エネルギー効率、単回使用プラスチック削減、プロトコール最適化、リサイクル、紙使用量削減、スタッフ教育などが挙げられている。
同院の情報は、Green IVFの考え方をクリニック広報・スタッフ教育・ラボ運営改善と結びつける事例として参考になる。ただし、第三者認証の取得や削減量の定量データについては、公開情報上では限定的である。
3-5. Indian Fertility Society Green ART Pilot Project
所在地:インド
Indian Fertility Societyは、Green ARTに関するホワイトペーパーを公開し、Green ART Center Certificationのパイロットプロジェクトを実施している。公開資料によれば、複数のART施設がパイロット対象として選定され、短期間の評価・改善プロセスが行われている。
この動きは、個別クリニックの自主的取り組みにとどまらず、学会・職能団体がGreen ARTの評価・認証制度を試行している点で注目される。
日本においても、将来的には個別施設だけでなく、生殖医療関連団体、胚培養士団体、ラボ支援企業、医療機器・消耗品メーカーが連携し、日本版のGreen ART評価指標を整備する余地がある。
▼ 表1:海外グリーンIVF主要事例の比較(§3 まとめ)
| 施設・団体 | 所在地 | 主な取り組み内容 | 特徴・強み | 公開情報の程度 |
| Thérapie Fertility | カナダ(トロント) | 廃棄物・電力・液体N₂削減を定量化。第三者認証(ISO14001等)取得 | 採卵・移植単位でKPI測定。定量的アプローチのモデルケース | 詳細な定量データあり |
| UMC Utrecht(生殖医療部門) | オランダ | プラスチック廃棄物・エネルギー使用の削減。病院全体のサステナビリティ戦略と統合 | 大学病院として学術的な取り組み。QMS統合型 | 論文・報告あり |
| Embryolab Next Gen IVF | ギリシャ(テッサロニキ) | 広報・ブランディングにGreen IVFを活用。患者向け説明・スタッフ教育を重視 | クリニック広報とラボ改善の両立モデル。日本での参考に適す | 広報中心、定量データは限定的 |
| Indian Fertility Society(IFS) | インド(全国) | 学会主導でGreen ART Center認証のパイロットを実施。ホワイトペーパー公開 | 個別施設でなく学会・団体レベルの認証制度化。日本の学会連携への示唆 | ホワイトペーパーあり、定量データは限定的 |

4.日本における現状
公開情報を確認した範囲では、日本国内で「Green IVF」「Green ART」「環境配慮型IVFラボ」を明確に掲げ、廃棄物削減、電力削減、CO₂排出量、液体窒素使用量などをKPIとして公表している医療機関は確認できなかった。
一方で、日本にはARTラボの品質管理や設備水準を高める取り組みは存在する。例えば、一部のIVF施設では、高性能HEPAフィルター、電気集塵機、厳密な温湿度管理、LED照明、VOC対策、タイムラプスインキュベーターなど、胚培養環境の安定化を目的とした設備導入が行われている。
ただし、これらは主に胚培養環境の品質向上を目的としたものであり、現時点では環境負荷削減やカーボンフットプリント削減を主目的として掲げているわけではない。
また、日本にはARTラボ運営や胚培養士教育を支援する企業も存在する。こうしたラボ運営支援の基盤は、将来的にGreen IVF導入支援へ発展する可能性がある。

5.日本で導入する場合の現実的な進め方
日本でGreen IVFを導入する場合、最初から「カーボンニュートラルIVF」や「環境に優しいIVF」といった大きな表現を掲げるのは慎重であるべきである。データが不十分な段階で環境配慮を強調しすぎると、グリーンウォッシュと受け止められる可能性がある。
現実的には、以下の順序が望ましい。
第1段階:現状の見える化
まず、以下の項目を測定する。
- 採卵1件あたりの廃棄物量
- 胚移植1件あたりの廃棄物量
- 採卵・移植時に開封したが使用しなかった資材
- 消耗品の期限切れ廃棄
- 月間の液体窒素使用量
- ラボ関連の電力使用量
- 紙資料・同意書の印刷枚数
- 患者1周期あたりの来院回数
- オンライン説明・電子同意の導入状況
第2段階:胚・配偶子に直接触れない領域から改善
安全性への影響が少ない領域から始める。
- 紙資料の電子化
- 説明動画・オンライン説明会の活用
- 電子同意書の導入
- 在庫管理の精緻化
- 期限切れ廃棄の削減
- 包装材削減に関するメーカーへの要望
- 採卵・移植セットの過剰開封削減
- 患者FAQのデジタル化
- 通院回数を減らすための診療導線改善
第3段階:ラボSOP・QMSへの統合
Green IVFを一時的な活動にせず、ラボ品質管理の一部として組み込む。
- 手技別の必要物品リスト作成
- 開封前チェックリストの整備
- 変更管理プロセスへの組み込み
- 感染・胚培養成績への影響評価
- 胚培養士、看護師、医師、事務部門による横断チーム設置
- 月次KPIレビュー
- 外部監査・第三者評価の検討
▼ 表2:Green IVF 3段階導入ロードマップ(§5)
| 段階 | 主な取り組み項目 | ポイント・注意点 | |
| 第1段階 | 現状の見える化 | 廃棄物量測定・電力把握・液体N₂使用量・紙資料枚数・来院回数の記録 | まずKPIを定義し、ベースラインを測定する。改善評価のための「前」の数値を作ることが目的 |
| 第2段階 | 胚・配偶子に触れない領域から改善 | 廃棄物分類・電子化(同意書・説明資料)・梱包削減・在庫管理最適化・消耗品期限管理 | 胚・精子・卵子に直接触れる資材の変更は行わない。未検証素材の導入は禁忌 |
| 第3段階 | ラボSOP・QMSへの統合 | 手技別物品リスト・開封前チェックリスト・変更管理プロセス・月次KPIレビュー・外部監査検討 | 一時的活動にせず品質管理の一部として定着させる。横断チーム(胚培養士・看護・医師・事務)設置が鍵 |

6.導入時の注意点
Green IVFを導入する際には、以下の点に注意が必要である。
6-1.胚・卵子・精子に接触する資材変更は慎重に行う
培養ディッシュ、ピペット、チューブ、培養液、オイル、カテーテルなど、胚・配偶子に直接接触する資材を変更する場合は、胚毒性、滅菌保証、ロット管理、品質保証、既存成績への影響を慎重に評価する必要がある。
単純に「プラスチック削減」を優先して、未検証の代替品を導入することは避けるべきである。
6-2.環境配慮と妊娠率向上を直接結びつけない
現時点では、Green IVFによって妊娠率や出生率が向上するという十分な根拠はない。したがって、患者向け広報において「環境に優しいから妊娠率が上がる」「胚に優しいGreen IVF」といった表現は避けるべきである。
6-3.患者向け表現は慎重にする
患者向けには、以下のような表現が適切である。
「当院では、治療成績と安全性を最優先にしながら、廃棄物削減、紙資料の電子化、通院負担の軽減など、持続可能な生殖医療に向けた取り組みを進めています。」
一方で、以下のような表現は避けるべきである。
- Green IVFで妊娠率が上がる
- 環境に優しい培養だから胚に良い
- 他院より安全な環境配慮型IVF
- 地球にも赤ちゃんにも優しい治療

7.日本での導入可能性
日本では、現時点でGreen IVFを明確に掲げる施設は確認しにくいが、導入余地は大きい。
特に、以下の施設では取り組みやすいと考えられる。
- 新規移転・新規開業を予定しているART施設
- 採卵・移植件数が多い大規模ART施設
- QMSやJISART認定など品質管理意識の高い施設
- 電子カルテ、オンライン説明、電子同意を導入している施設
- 胚培養士採用やスタッフ教育に課題を持つ施設
- ESG、地域医療、次世代医療を広報軸にしたい施設
日本で最初に取り組む場合は、環境配慮を前面に出すよりも、「ラボ運営改善」「廃棄物とコストの見える化」「患者導線の効率化」「スタッフ教育」「持続可能なクリニック運営」という切り口から始める方が現実的である。
8.医療機関向け初期チェック項目
医療機関がGreen IVFの第一歩として確認すべき項目は以下である。
- 採卵1件あたりの廃棄物量を測定しているか
- 胚移植1件あたりの廃棄物量を測定しているか
- 開封したが使用しなかった資材を把握しているか
- 消耗品の期限切れ廃棄金額を把握しているか
- 液体窒素使用量を月次で把握しているか
- ラボ電力使用量を把握しているか
- 紙同意書・説明資料の印刷枚数を把握しているか
- オンライン説明や動画説明を導入しているか
- 電子同意書の導入を検討しているか
- 患者1周期あたりの来院回数を把握しているか
- 採卵・移植セットの中身を定期的に見直しているか
- 資材変更時のリスク評価手順があるか
- 胚培養士、看護師、医師、事務部門が連携して改善を行う体制があるか
- 廃棄物削減と感染対策のバランスを評価しているか
- 患者向けに誇張のない説明文を整備しているか
▼ 表3:医療機関向け初期チェックリスト(§8)カテゴリ別整理
| カテゴリ | 確認すべき項目 | 状況 |
| 廃棄物の把握 | 採卵1件・胚移植1件あたりの廃棄物量を測定しているか | □ 済 □ 未 |
| 開封したが使用しなかった資材・期限切れ廃棄金額を把握しているか | □ 済 □ 未 | |
| エネルギー・資源 | 液体窒素使用量を月次で把握しているか | □ 済 □ 未 |
| ラボ電力使用量を把握しているか | □ 済 □ 未 | |
| 電子化・患者導線 | 紙同意書・説明資料の印刷枚数を把握しているか | □ 済 □ 未 |
| オンライン説明・動画説明・電子同意書を導入/検討しているか | □ 済 □ 未 | |
| 患者1周期あたりの来院回数を把握しているか | □ 済 □ 未 | |
| 資材・在庫管理 | 採卵・移植セットの中身を定期的に見直しているか | □ 済 □ 未 |
| 資材変更時のリスク評価手順があるか | □ 済 □ 未 | |
| 体制・チーム | 胚培養士・看護師・医師・事務部門が連携して改善を行う体制があるか | □ 済 □ 未 |
| 廃棄物削減と感染対策のバランスを評価しているか | □ 済 □ 未 | |
| 患者向け広報 | 患者向けに誇張のない説明文(§6-3参照)を整備しているか | □ 済 □ 未 |
9. まとめ
Green IVF/Green ARTは、今後の生殖医療において重要な論点になり得る。海外では、第三者認証を取得したIVFラボ、採卵・胚移植単位で廃棄物削減を測定した施設、学会主導でGreen ART認証制度を試行する動きが確認されている。
一方、日本では、公開情報上、Green IVFを明確に掲げ、環境KPIを公表しているART施設はまだ確認しにくい。ただし、日本のART施設はラボ品質管理の水準が高く、電子化や患者導線改善、在庫管理、廃棄物測定などから導入する余地は十分にある。
重要なのは、Green IVFを「環境に優しい医療」という抽象的な広報に終わらせないことである。治療成績と安全性を最優先にしながら、廃棄物、電力、液体窒素、紙資料、患者移動、在庫管理を見える化し、ラボ運営とクリニック経営の改善に結びつけることが現実的である。
日本においては、まず小規模な測定プロジェクトとして始め、採卵・胚移植・凍結保存・患者説明導線の各工程における改善可能性を検証することが望ましい。
参考資料・引用リンク
▶ 専門家提言論文(Alpha Scientists × RBMO)
[1] Farlie F et al. (2023) Sustainability in the IVF laboratory: recommendations of an expert panel. Reproductive BioMedicine Online (Alpha Scientists in Reproductive Medicine × International IVF Initiative)
https://www.rbmojournal.com/article/S1472-6483(23)00699-5/fulltext
[2] PubMed: Farlie et al. (2023) Sustainability in the IVF laboratory
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38039562
▶ Thérapie Fertility(カナダ)
[3] Thérapie Fertility – Awards and Certifications(My Green Lab認証取得ページ)
https://www.therapiefertility.com/our-clinic/awards-and-certifications
[4] Thérapie Fertility – Our IVF Laboratory(My Green Lab認証・継続更新の説明)
https://therapiefertility.com/about/laboratory
▶ UMC Utrecht(オランダ)
[5] Sluimer RA et al. (2025) Minimizing waste in medically assisted reproduction: a study on sustainability initiatives for oocyte retrieval and embryo transfer. RBMO Online (UMC Utrecht)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1472648325002883
[6] UMC Utrecht論文PDF(RBMO Open Access)
https://www.rbmojournal.com/article/S1472-6483(25)00288-3/pdf
▶ Embryolab Next Gen IVF(ギリシャ)
[7] Embryolab Next Gen IVF – Green Future: Sustainability in the IVF Lab(2025年8月)
[8] Embryolab – Corporate Social Responsibility(ESGプラクティショナー取得・廃棄物削減の取り組み)
▶ Indian Fertility Society(インド)
[9] Indian Fertility Society – Suggested Reading List(IFS Green ARTホワイトペーパー掲載ページ)
[10] FERTIVISION 2025 公式サイト(IFS年次大会テーマ:Green ART – Global Sustainability Initiative)
▶ Alpha Scientists in Reproductive Medicine
[11] Alpha Scientists in Reproductive Medicine – Projects(Green IVF提言プロジェクト概要)
https://alphascientists.org/projects
▶ その他の参考情報
[12] Fertility & Sterility: Time for Sustainable Transformation(Ottawa Fertility Centre グリーンチームの取り組み)
https://www.fertstert.org/news-do/time-sustainable-transformation
専門家のコメント(浅田レディースクリニック 浅田義正先生)
生殖医療において「Green IVF」という視点が出てきたこと自体は、時代の流れとして当然だと思います。
体外受精のラボは、電力、空調、液体窒素、使い捨て器材などを多く使う医療であり、環境負荷を見える化し、無駄を減らす努力は必要です。
ただし、最も大切な原則を間違えてはいけません。
生殖医療の目的は、患者さんにできるだけ早く、できるだけ安全に、元気な赤ちゃんを授かっていただくことです。
胚培養の安定性、卵子・精子・胚の安全性、妊娠率を少しでも犠牲にするような「エコ」は本末転倒です。
日本で導入するなら、理念先行ではなく、まずデータを取ることです。
どこで電力を使い、どこで廃棄物が出て、どこなら治療成績を落とさず改善できるのか。科学的に評価し、成績を確認しながら一歩ずつ進めるべきです。
Green IVFは、宣伝文句ではなく、ラボの質を高めるための改善活動であるべきです。
治療成績を守ることを絶対条件に、無駄を減らし、次世代に責任を持つ。そこに生殖医療の新しい成熟があると思います。
浅田義正先生 プロフィール
医学博士/産婦人科専門医/生殖医療専門医
医療法人浅田レディースクリニック 理事長
1954年、愛知県生まれ。名古屋大学医学部を卒業後、産婦人科医としてキャリアをス
タート。
大学病院では不妊外来やホルモン治療を担当し、生殖医療の臨床と研究に従事する
。
1993年にアメリカの生殖医療研究機関へ留学し、当時最先端であった顕微授精
(ICSI)の研究に携わる。
帰国後の1995年には、精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を日本で初めて報告し、
日本における高度生殖医療の発展に大きく貢献。
1998年に不妊治療専門施設を開設、2004年には浅田レディースクリニックを開院。こ
れまでに多数の患者を診療し、日本の不妊治療分野を牽引してきた。
科学的根拠に基づく「浅田式不妊治療」を提唱し、AMH(卵巣予備能)検査の重要性
や卵子の加齢に関する正しい知識の普及にも尽力。
著書や講演、メディアを通じて、一般の方にも分かりやすく生殖医療の本質を伝えている。
現在は、愛知・東京を中心に複数の専門クリニックを展開し、臨床・研究・教育の三方向から日本の生殖医療の質向上に取り組んでいる。
関連リンク
浅田レディースクリニック
品川
https://shinagawa-asada.jp/
名古屋
https://ivf-asada.jp/


