2026年9月20日
地方都市にお住いの30代半ばのKさんのストーリーです。
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朝から、なんか変な感じがしてた。
起きた瞬間に下腹部がずっしり重くて、ああ、あれかなって。でも信じたくなくて、アラームが鳴ってからしばらく布団の中でごろごろしてた。
夫はもうキッチンに行ってて、かちゃかちゃ食器の音がしてた。「トースト食べる?」って聞こえたけど、「うん」って返した後に、なんか喉が詰まった。
まだ確認もしてないのに、もう泣きそうになってる自分がいて、ちょっとびっくりした。
トイレに行ったら、やっぱりそうだった。

しばらく動けなくて、床に座り込んだまま何分いたかよくわかんない。
今月は高温期が8日以上続いてたし、胸の感じもなんかいつもと違う気がして、密かにかなり期待してた。
去年から毎月同じことを繰り返してるのに、また同じことしてた。期待するのやめようと毎回思うんだけど、毎回やってしまう。
今月こそって思わないようにしてたつもりが、気づいたら思ってたっていうやつ。
こういう「なんか手ごたえがある感じ」って、全部ぬか喜びで終わるのに。自分でもほんとに呆れる。
顔洗って出たら夫が「大丈夫?」って聞いてきた。多分、顔見ればわかるんだと思う。「来ちゃった」って言ったら、肩に手を置いて「そっか、また頑張ろうな」って言ってくれた。
悪気ないのはわかってる。一緒に乗り越えようって気持ちで言ってくれてるのも全然わかってる。
でもなんか、「また」って言葉がその瞬間だけすごく重かった。「また頑張ろう」の「また」って、あと何回あるんだろって思ってしまって。
何回また、を重ねたら終わりになるんだろって。夫のことが嫌なわけじゃない。むしろそばにいてくれるのが本当にありがたいと思ってる。
でもあの瞬間だけは素直に受け取れなかった。毎回そうで、毎回そんな自分が嫌になる。
仕事はなんとか行った。笑って挨拶して、午前中の会議も出て、お昼は同僚と近くの定食屋に行って、関係ない話して普通に笑ってた。
誰にも気づかれてないと思う。気づかれたくなかったし、「大丈夫?」って聞かれても「大丈夫!」って言い切れる自信がその日はなかったから。
ただ午後、隣の先輩が「やっぱり子供いる生活って違うよね〜大変だけど楽しいよ〜」って話してて、その瞬間だけちょっとしんどかった。
先輩に全然悪気はないし、その話が嫌いなわけでもない。
でも今日に限っては刺さった。こういうときにそう感じる自分がまたいやで、ちょっとトイレに逃げて深呼吸した。

夜、一人になってから泣いた。布団かぶって声が出ないように。「私のどこがいけないんだろ」ってまた思ってた。
毎月思うし、毎月答えが出ない。
泣ける日はまだましかな、と思ってる。
泣けないまま朝が来る日のほうがしんどくて、今日は泣けたからちょっとだけ楽だった気がする。
明日もまた普通にしなきゃいけないけど、まあなんとかなるかな。
こんな日のこと残しておきたくて書きました。読んでくれてありがとうございます。

